若い赤ワインをおいしく飲むエアレーションには、デキャンタよりカラフェがおすすめ

赤ワインのエアレーションについて

酒が嫌いだと言いながら赤ワインの話ばかりしていることを許してほしい。

ちょっと赤ワインをおいしくさせる(通は開花させるというらしい)エアレーションについて語る。エアレーションとはその名のとおり空気に触れさせること。)

エアレーションとは

エアレーションって熱帯魚とか飼ったことある人は既にやったことある水に酸素を溶け込ませる行為のこと。

でワインに使う場合は、ワインに空気に触れさせ、そのショックで香りをよし、味をまろやかにする行為のこと。

英語ではエアレーション、フランス語ではトランスバーゼというらしい。

エアレーションの注意点

ただ、ワインのエアレーションには注意点がある。決してビンテージの古いワインにエアレーションをしようとしないこと。

熟成が進んだワインは香りも芳醇、味も柔らかい。これをエアレーションしてしまっても、ただ酸化するだけに終わる。絶対やってはいけないよ。

レストランで恥かかないように。

エアレーションはどうやるの

エアレーションの一般的な方法はデキャンタに一旦入れてから飲むこと。でもこれは家でやるには少し面倒。

少し前に友達がデンマークで、エアレーション出来るカラフェをゲットした。

それで「このカラフェ使うと、赤ワインが断然美味しくなる!」と自慢された。

なんでも、このカラフェを手に入れる前は圧倒的に白ワインの消費量が多かったみたいですが、このカラフェが登場してから赤ワインを飲む頻度が増えたとのこと。

カラフェとデキャンタの違い

カラフェってフランス語らしい。フランスさすが美食の国じゃのう。

ワイン以外にも、水や牛乳などの食事の際に用いるドリンク類に用いるピッチャーみたいなイメージ。

熟成ワインの澱を沈殿させたり、逆に未成熟なワインのエアレーションに用いたりするピッチャーと比べて、使用用途が広い。

 

まあ、わたしも赤ワインって味のインパクト強すぎて、白ワインとかロゼの方が味的には好き。というか、甘いスパークリングがベスト。酒飲みではないのです~

それでも、赤ワインのアンチエイジング効果に期待して、結構赤を選びがちなのですが、この話を聞いて俄然興味が出てくる。

 

若くて安ワインも一気に美味しくなるらしい。友人は、色々な安ワインを試してどれがコストパフォーマンスが良いか調査したとのこと。

でもほんと、このカラフェ使ってエアレーションすると、赤ワインがワンランクアップします。

かつ使い方も普通のデキャンタ・グッズより簡単。ポワラー(注ぎ口につけるバージョン)も簡単だけど、効果がイマイチなので、こちらの方が良いなぁ。